解離性同一性障害

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解離性同一性障害

発症した人にしかわからないでしょう
その世界観は。

克服し夢から覚めたから
書く事が出来ます。

何故夢から覚めたのか

私の場合は子供です。
子供を産み育て生まれてはじめて自分が守らなければいけないものが出来て現実に生きなければならなくなったからです。

もし克服したい方がいたら
その近道は
現実に戻る事、生きる事だと思います。

しかし現実に生きられない辛さを抱えて
発症した病なので
無理をなさらずに自己確立や自分を見つめる事からはじめてほしいなとは思います。

多重人格、2重人格のドラマや映画は
フィクションなので
登場人物が別人になる設定、
いわゆるキャラクターのようなものに
なっています。

比べてみると現実と似ている点もあります、
2重人格を例にあげれば
どちらかの人格には記憶があり
どちらかは記憶がない。

人格が変わる際
とてつもない頭痛に襲われる等です。


ひとりの人間が人格交代とは、
解離性同一性障害を患ったことのない人には
ミステリーですが

本人ふざけてません。

本人の抱えられなかった辛さが原因で
本人の中に出来上がった友達や人格が
それぞれ本人の中で成長をして
各それぞれに人生を歩んでしまうのです。


なので本人はひとりです、
ほとんどの方は戸籍上の人物になります。

これを解離性同一性障害の方に伝えるときは
要注意。各人格はそれぞれに感情や人生を
もっています、それぞれの人格の感情が
大爆発する恐れがあります。

中には悩みに悩み抜き
名前を変える選択をする方もいるでしょう。
本人としては生きられないと決断した時に。
私も悩みました。


〜私の治療の経由〜

カウンセリングにて

・統合に悩む→各人格に寄り添う

思い出そうとすると頭が痛く眠くなります(笑)
自己防衛です。解離性障害の症状ですね。

・何故発症したかを受け止め、認める
(フラッシュバック克服出来てない方はやめてくださいね!)

そこから辛かった出来事から逃げずに
自分を見つめ、自分の声を聞く事からはじめる。

そうすると
少しずつ自我が出来ました。
今ではずっと残っていた人格も
内なる住人になっています。

自分でいることは最初はとても辛かったです。
しかし自分を好きになることで
今まで感じたことのない
リアルを生きています。

辛かった出来事から28年、
治療を始めてから15年かかりました。

私自身の話なので
全てには当てはまりません。

少しでも力になれたらなと思い
書かせて頂きました。