冷たい世の中

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事件の当事者ではないから
事件の事ではなく
ひとりで死ねよという冷たい世の中について書きます。

私もひとりで死ねよと思う派でした。
反論ととれる意見を読んでびっくりしました。

私自身 精神を崩し自殺未遂をしました。
だけど誰も辛かったねなんて言ってくれないし
もちろん助けてはくれません。

当時は社会を冷たいと思っていました。

だけど自分自身が乗り越えると
それは違います。

自殺未遂時に救急で運ばれた時、
優しい言葉はなくとも
仕事であれ私を一生懸命手当してくれました。

気持ちはわかってくれなくとも
金銭的に労力的に支えてくれた親

何もないフリをしてずっと一緒にいてくれる姉

今思えばそれで充分なんです。

辛いと思い精神科に行ったって
無条件に100%助けてくれる人はいません。
医者は薬を出してくれます、
カウンセラーさんは話を聞いてくれます。
それで社会的には充分なんです。
当たり前の事のように思いますが
精神をくずしていると自分を見失うので
これが理解できません。

私はたまたま同じ性犯罪被害者のカウンセラーさんにあたる事が出来て心からの共感や同調を得られ
気持ちの復活を助けられました。
こらはラッキーな縁だったなと思います。

本当に誰も辛かったねなんて
言ってくれません。
はじめてカウンセラーさんに
言われた時に涙が溢れた事を思い出します。

社会に皆と共存出来る人達は
辛さを当たり前にもち
当たり前に考えて生き残っています。

それが出来ない人達にかまっている程
暇も余力もないです。

それがわかった今
どっちの世界も生きましたが

社会は冷たさだけでなく
温かさももっています。

そこに目を向けられるかは
自分次第です。

まずは自分を変えていかなければ
社会の良い部分は見つかりません。

今自分の置かれてる状況を
きちんと把握してもう一度社会に出ようと思った時に救ってくれる人はいなくとも、
一生懸命に謙虚な人には助けてくれる人は
たくさんいます。それも社会です。